川口銀座商店街『樹モール』探訪記

川口銀座商店街『樹モール』探訪記 

GWさなかの夏を感じさせる好天日に、埼玉県川口市の川口銀座商店街を訪ねました。 

■ 川口ってどんなところ?

  川口はかつてキューポラの町として栄え鋳物の生産地としてあまりに有名ですが、江戸時代からの用水路を活かした舟運と陸上交通の整備に伴う植木の生産も盛んという特色があります。今回訪れた「樹モール」はこの歴史的特徴が商店街のイメージ作りのベースとなっており、街全体に樹々の緑が多く、また街のあちこちに鋳物製の像を見ることが出来ました。最近は映像産業を核とした新たな産業拠点としても注目を集めているようです。

 

■ 樹(じゅ)モールの魅力

  川口銀座商店街「樹(じゅ)モール」はJR川口駅を出て徒歩僅か数分のところに位置します。駅を東口に出て「そごう」脇の階段を下りれば、そこはもう樹モールの中です。商店街には樹木がすっかり溶け込んでいて、初夏の強い日差しを柔らかに遮ってくれ、シャッターの下りたお店も少なく活気と生活感があり、見事に商店街と一体となった、しっとりとした潤いを感じることの出来る商店街でした。この樹々に囲まれる環境づくりには地元の方々の20年ほどの熱意ある献身的な活動が背景にあるそうです。 商店街を歩いてみて、ナショナルチェーンのお店が少なく、昔ながらの地元商店の名が目立つことに驚きます。商店街が住民の方々に愛され・支持されている証にほかなりません。

  にわかに作った映画のセットのようなショッピングモールと違って、時間の経過を感じさせる樹モールの雰囲気は、訪れる者に安らぎと癒しを与えてくれるように感じます。商店街のお店のひとつ「すいーつばたけ」は障害のある方々のクッキーや木工製品のお店。驚くほど多くのクッキーやケーキが並び、お客さんの評判も高いお店だそうです。

 
 
 
■ 商店街の安全のため防犯カメラを設置

 樹モールは六間道路と八間道路の間に位置する延べ400メートルほどの商店街ですが、この4月に30台の防犯カメラを設置しました。カメラは街路灯にさりげなく取り付けられ、景観に溶け込んでいます。安全・安心な街づくりはどこの商店街においても今まさに旬ですが、いち早く取り入れ、訪れるお客様の安全・安心を確保する商店街のすばやい運営力に、この商店街の強さの一端を感じました。川口駅前という商業地としての激戦区でしっかりとした地盤固めを背景に、地元に支持されて繁栄する商店街のひとつの姿を学んだ気がした一日でした。

 

 

企業インタビューTOPに戻る