企業インタビュー 株式会社ミズ総合企画

『株式会社ミズ総合企画』企業インタビュー 

今回は、介護保険分野および女性の問題や高齢者の問題、教育問題などの専門的な書籍を、精力的に編集・出版していらっしゃる『株式会社ミズ総合企画』の望月幸代社長を訪ねました。 

Q1:先駆的な女性経営者として創業当時から話題になったようですが、貴社の特徴をアピールも含めてお話ください

望月社長: 設立のモットーは社名でもわかるように「女性にやさしい」でしたから、M字型就労の女性が働けるための受け皿になろうと思ったんですね。 

20年以上前から自宅でテープ起こしをパソコン入力できるように、能力ある専業主婦を対象に養成してきました。今でいう、SOHOのはしりってことね。勤務体系や勤務時間なども多様な働き型を受け入れて、それぞれの能力を活かすのが会社の経営者だと思ってます。 

会社で足りない部分は他社と共同してやっていく、アウトソ−シングでね。だから、異業種5、6社の経営者とはいつも仲間同士。残念ながらみんな男性だけど、困ったときは互いに助け合う。金持ちより、人持ちって、精神でやってきました。

※ 書籍について熱く語る望月幸代社長

Q2:貴社が今、野心を持って取組んでいることは何ですか?

望月社長: 仕事での野心ってほとんどないけど、いつも先の先を見つめたい性格なので、つねにテーマが5〜10年くらい早すぎるってわけ。ブームがやってくるころにはもう次のテーマに取組んでいるわけで、ブームに乗るってことはないわね。 

でも介護保険は、導入時のロビー活動をしたので、2000年は介護保険関連では先駆的な会社としてたくさん仕事ができてよかったと思っています。 

法律にしても制度にしても、お役所の出す文書はややこしくてわからない。年金なんて特にそう、身近な法制度を普通の人によくわかるように解説するのが私の仕事だと思っています。それでいま取組んでいるのが、ミネルヴァ書房から依頼されて、当社の企画・編著でシリーズ化する「やさしい法制度Q&A」(仮題)です。今年中には、年金法、少子化対策法、介護保険法、生活保護法などを出す予定なので、どうぞよろしく。 

Q3:現在の経営上の悩みは何ですか?

望月社長: もともと、行政の専門職(婦人教育)出身なので、市役所や省庁の広報誌やハンドブックなどの仕事依頼が多かったんです。とくに女性や高齢者の問題を専門にしている会社は十数年前にはほとんどなかった。企業レベルに程遠い分野だったから。

ですから、得意分野として安心のできる会社だから、とお客さまのほうから声をかけてくれて仕事の依頼がきました。多くは行政関係でしたが……。でも、今は不景気なので大企業がこの分野まで進出しはじめました。現在は行政の場合、ほとんどが10社以上の競争入札です。価格コンペですから「安かろう悪かろう」でも仕事が発注されます。

私のところのようなクオリティーの高さをめざして仕事をする会社は、価格的にコンペで落札できなくなって、この2、3年は仕事の量が減ってきました。これは大きな悩みですね。顧客先の振り幅を変えなくっちゃ、と営業先を探しているところです。 

Q4:貴社の書籍を購読される全国の読者に何かメッセージがありましたら。

望月社長: 制作物を紙中心でやってきましたけど、印刷したものとwebのものとは同じ素材でできますから、どちらも制作できる体制を整えています。

「女・子ども・年寄り」をテーマとする作品をご要望されるなら、ぜひ、当社にお任せください。書籍に限らず、幅広く広報ツール等も扱っております。豊富な経験・企画力と質の高さ、リーズナブルなコストで、印作物の企画・制作、ビデオ制作、HP制作、社会調査などのお仕事を、誠心誠意、お客さまのニーズにお答えするように心がけていますよ。

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