企業インタビュー 豊丘村商工会 

 豊丘村商工会 殿 企業インタビュー      訪問日:2004年319 

 3月の暖かい日に豊丘村商工会にお邪魔しました。豊丘村は長野県南部に位置して「水と緑の共和国」のことば通り豊かなで美しい自然に囲まれています。 

     会議から戻られたばかりの菅沼尚志会長(左)と原紀広事務局長 

(1)  豊丘村商工会はどんな商工会ですか?

嶽野さん:私は一年前に当商工会に来たばかりです。菅沼会長から、会員企業をどんどん巡回訪問して会員企業のよろず相談所になるように言われています。残念ながら、まだ全部の会員企業さんを回り切れていませんが、積極的に会員さんのところに伺う方針です。 

豊丘村商工会は会員企業から“心のよりどころ”に成れるよう頑張っている、そんな商工会です。

     「商工会のことは俺に任せろ」とパワフルに仕事をこなす

経営指導員の嶽野(たけの)学さん 

(2)  今、商工会が意欲的に進めていることは何ですか?

原事務局長さん: まずは合併問題ですね。

現在 高森町との合併を視野に入れて進めています。商工会としては何よりも会員企業の皆さんのお役に立ちやすいベストな方法を選択していこうとさまざまに検討を進めています。

 2つ目は「東洋大学セミナーハウス」の件です。東洋大学(本部:東京都文京区)の所有する「豊丘セミナーハウス」が今年6月で閉鎖になり、跡地の利用について検討を進めています。跡地施設は、木造一部2階建て延べ約2000平方メートル。管理棟をはじめ、最大100人収容のセミナー棟、38人収容の宿泊棟を備えています。近隣の景観もみごとですし近くにはシャクヤク園がある素晴らしい環境です。福祉教育文化施設あるいはレストランとしての活用など、当村の魅力を増す施設にすることを検討中です。 

嶽野さん: 3つ目は私の個人的な思いですが、経理専門の学校を何とか作りたいと考えています。

これまで商工会では会員企業向けにきめ細かな税務・経理指導を進めてきたんですが、このサービスの見直しがなされようとしています。だけど、既存企業にとっては4月からの消費税法改正による経理処理とか、新規創業者にとっては事業計画や経理・税務相談と、商工会が指導していく意義ってまだまだあると思うんです。しかも、廉価できめ細かな記帳指導は会員企業から評価されてきましたから多くの企業で困ることが想像できます。商工会としてサービスを継続できる場を提供したいと考えているんです。 

※ 商工会の紅一点、お客様から慕われる田中玲子さん 

(3)商工会の今の悩みは何ですか? 

嶽野さん:情報化対策事業として商工会のホームページは作ったのですが、都度の新しい情報を更新していくことができずにいます。5Sアジアのページを活用することで商工会のタイムリーな情報を会員向けに発信していきたいと準備を進めているところです。 

※ テキパキと会員への対応に忙しい二木茂安さん 

(4)商工会の会員の皆さんに何かひとこと言うとすればなんですか?

  嶽野さん:今の時代は企業の皆さんの“事業意欲”に期待する時代です。商工会も事業意欲をもった経営者の方々に対して積極的に支援していこうとしています。「ガンバル企業を応援します」を主眼に商工会はさまざまな取組みで会員企業の皆さんに積極的な支援を行っています。どうか“意欲をもって”商工会窓口に気軽にお越しください。もちろんご連絡戴ければ会員企業様にもお伺いしますよ。 

(5)5S巡回指導の実施をして地域企業は変わりましたか? 

 嶽野さん:ずいぶんと変わりましたね。5Sを推進している企業さんに訪問すると、ほんとに不思議に思うんですが、どこも社内の雰囲気が明るくなっているんですね。また5S発表大会の準備などを通じて商工会との連携が密になったからなのかもしれませんが、商工会と企業さんとの絆が強くなったような気がしています。商工会にとってもとてもありがたいことです。 

    また、5Sの推進を通じて、年間3000万円以上の在庫削減効果を出した企業や、自社独自で5S大会を実施する企業、さらにISO14000取得に動き出した企業まで出てきて、5Sに対する機運が増々高まってきています。

    今後の成果が楽しみです。     

     商工会は商工業会員の皆さんのよろず相談所です。 

(6)今後の5S推進の目標はなんですか?

 嶽野さん:これまでは5S導入をお勧めするのを製造業に限定してきましたが、5S巡回指導を通じて全業種で成果が上がる確信を持ちました。経営上の悩みは小売業でも建設業でもその他どんな業種にも共通ですし、易しく導入していけそうに感じています。新年度にはできるだけ早い時期から開始したいと思っています。

               どうもありがとうございました。

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