企業インタビュー 有限会社テー・エス・ケー 

 (1)   貴社はどんな会社ですか?アピールを含めて教えてください。 

 私は昭和22年豊丘の生まれです。時計の組立会社に13年勤め、36歳のときに独立創業しました。創業当初は自分1人で間借りをして始めました。その頃は食っていくのがやっとで随分と苦労もしたように思いますが、特別な営業をしたわけではないんですが、いいご縁に恵まれて現在では取引先10余社となりました。平成元年にはそれまでの「寺沢精工」から「有限会社ティー・エス・ケー」と法人なりしました。

 うちは金属切削加工を得意としていて『1個から量産まで、、小回りを効かして取引先の要望に応える』をモットーにしています。納期・品質・コストのうちどれが最も大事かと聞かれたら、迷わず「品質」と答えますね。品質重視で生産していくと、納期・品質は自ずとついて来るものなんですねえ。

 (2)   今、会社が野心を持って考えていることはなんですか?

 ある程度の自社製品を持ち、自社で完成品まで作り上げることが「夢」です。この夢は今すぐに実現できるものではないんですが、その前段階として『丸いものを削らせたらどこにも負けない』と評価されることが現在の目標です。この努力の積み重ねが、やがては夢の実現に繋がると信じています。

 一歩一歩、夢に向かって進めることが健全経営の大前提と思っています。現に、急成長した企業が長続きしないで消えていく状況を見ても、健全に進めることの重要性を感じますね。そんな意味でも、墨田区の岡野工業・岡野雅行社長の著書を読んで、岡野社長の経営者としてのすばらしさと独創性に驚かされましたが、何か自分と共通したものも感じましたね。ま、勿論 岡野社長の独創性には驚かされましたがね。 

 (3)   今の悩みはなんですか? 

 第一に後継者の問題です。息子がどのように仕事を引き継いでくれるかが心配ですね。会社に戻ってくれた息子が夢を実現してくれたら願ってもないことですが・・・、息子には自分の考えで伸びやかに進めてくれたらいいとも思っています。

 第二は資金力の問題。第三は社内人材をどう育成するかの問題です。

 結局のところ、社内組織をしっかり育てることが最大の課題であり、悩みですね。

 (4)   商工会に何かひとこと言うとすればなんですか? 

  36歳で創業したとき、商工会が骨を折ってくれ制度資金を借りることが出来ました。今思い出しても、あの支援がなかったら今がなかったと思い有難く思っています。

 それに比べて今の商工会は少々お役所的になっているように感じています。指導員の方にはもっと企業を巡回して欲しいですね。

 特に景気の悪いときには経営者のマインドも落ち込みぎみですから、巡回時には、じっくりと相談を聞いてもらえたらうれしいですね。

 (5)   5Sを実施して会社は変わりましたか?

   毎月5Sの指導に講師が巡回してくれる事は大変有難いですね。日頃から外部の情報に疎い従業員を刺激してくださることで、従業員の視野が広がり意識が変わって来ているように感じます。8月から全員参加の5S活動を始めたばかりで、少しずつ職場が変わってきたところです。まだまだこれからですが、訪れる取引先の方から「前と変わった」と言われると悪い気はしませんね。今後の継続が悩みになっています。 

 それと、講師の巡回指導も有り難いのですが、同伴の商工会指導員の方が、時折覗いてくれることは本当に有り難いですね。

 

 

 

 

 

 

 (6)   5S活動の今後の目標はなんですか?

  もちろん全員参加の5S活動をキチンと維持継続することです。とても難しいことでしょうが頑張りたいと思っています。

 

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